2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

笑い

ようやく体調を持直してきて、改めてここ数日の日記を読み返してみると気が滅入る内容ばかりだ。確かに状況は素晴らしく良いというわけではない。体調も優れない。しかし深刻になる必要も無いのではないか。自分の固有の運命だから他人を羨んでも仕方ないし……

近代

「日本赤軍!世界を疾走した群像」を読み終わる。日本赤軍であって連合赤軍ではない。実際に中東の地に行って革命運動をした人たちや、それに関わった人達のインタビュー集。若松孝二監督のインタビューが面白かったのだけれど、それは自分の想像の範囲で理解…

喘ぐ息

季節の変わり目はいつも体調を崩す。気圧の関係?咳だとかそんなもので特に夜。眠らなければいけない時間に一人だけ苦しんでいる。呼吸が楽になるような体勢を自分で必死に探している。自分のことしか考えられない自分を恨めしく考えている。一生この状態が…

蔓延するもの

10/3のライブの映像です。阿部薫の本を読んでいる。一回性という言葉をよく目にする。 音の出し方にもう少し考えをめぐらす必要があるんじゃないかと思っている。 どういう音か既に見当はついている。腕の重さ。arm疫病にかかった獣の死骸

音の先

曲間の無音と音の始め方。曲と曲をつなぐもの。弾かないことと音の出し方。鳴らし方、音の長さと強さ。余韻、聴こえる音と聴こえない音の境界。まずはそこからやっていこう。

凝視

ひとりでいる時に何をするか。孤独をどのくらい凝視できるのか考える。誰かと居れば時間は一定の速度ですすむ。自分だけなら…。暇潰しが多いのも考えものだ。本を読んだり音楽を聴いたり、忘れるための道具は便利だ。自分ひとりのとき自分を忘れないための工…

科学と学習

ひとつの結果に対してどのくらいその事実や状況を把握できるかによってそのあとのものごとの良し悪しが決まる。分析は記録による。そのなかで出来たこと、出来なかったこと、出来たけれどやらなかったこと、を分ける。そうして出来たけれどやらなかったこと…

批評

ミュージックマガジンの別冊で「クロスレビュー」というのが出ていた。80年代にリリースされたアルバムのレビューがまとめて載っている。ここで浮き上がってくるのは批評家が批評という行為自体を表現としてとらえているという事だ。でなければこのような本…

シベールの日曜日 ライブ予定など

シベールの日曜日 セカンドアルバム「Sundays&CybeleⅡ」が発売されました。 坪内がギターを弾いている渚ようこ「あなたにあげる歌謡曲〜NAGISA篇〜」も発売されました。ライブ予定は以下のとおり 10/12(火)東高円寺U.F.O club【Far Out Project】OPEN:18:30 …

学習

10月3日のライブを終えてからギターを弾く訓練を開始した。現在の状態では弾きたいと思った音をその瞬間に弾くことができないからで、自分の頭にある音と現実の音の間にある齟齬を埋めるためである。動機がはっきりしている分はかどるだろうがそれにしたって…

労働

「カムイ伝」を読んでいる。実家には「忍者武芸帳」しかなく、これまで読んだことがなかった。第一部の三分の一くらいまで読んだがようやく役者が揃ったくらいのところである。百姓の子どもたちがとにもかくにもよく働く。 私が中学生くらいの頃、手っ取り早…

符丁

慌ただしい数日が過ぎた。三島由紀夫「潮騒」を読み直した。海と空が番うところのおとぎ話。今読むとえらく昔のディズニーのようにコミカルな描写があって可笑しい。 バンドのメンバーとスタッフが同時に「アドルフに告ぐ」を読んでいた。符丁。佐賀で久しぶ…

観念

「実録連合赤軍」をようやく見た。それに伴い産経新聞出版から出た「さらば革命的世代」という本なんかに目を通している。映画の感想、言葉の観念が一人歩きしていく様がひたすら続く。言葉は高尚、行為は卑俗、これはいつの時代も変わらないのかなと思って…