2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

疲れ

三島由紀夫「宴のあと」はプライバシー裁判で有名な小説だが、その小説における主人公、料亭の女主人である福沢かづは、夫となる革新政党の老政治家野口雄賢の選挙において暗躍する。というのが筋である。ここでかづのする行為が、(恋愛という動機に基づいて…

精度

蝋燭づくりをはじめてみた。きっかけは代々木上原にあるキャンドル専門店の蝋燭がたいへん綺麗だったからで、材料やつくりかたを色々調べ、通信販売で材料を購入し、一週間ほど汗だくになりながら寝ても醒めても蝋燭を作り続けたのだが、どうしてもその店の…

会話

前回は支離滅裂でどこか焦点が合わない文章を書いてしまったと思う。 本についてのことを書く場合には、いくつかの文章を抜き出し、それを統合して、そこに共通する感覚を集約し、自分の言いたいことを書くことを目的としているが、なかなかうまくいかない。…